

普段からSNS上などでよく目にする画像データ。
保存するとき、ファイル名の末尾に「.jpeg」や「.png」などが入っているのを目にしたことはありませんか?
もしくは、何か投稿するときに「このファイルはアップロードできません」といったエラーメッセージを見たことがある人もいるかもしれません。
この違いは、画像が「どう保存されているか」を表しています。
今回はその中でも代表的な、
.JPEG(ジェイペグ)
.PNG(ピング)
.SVG(エスブイジー)
以上4つの違いを少しだけご紹介します。
.JPEG(ジェイペグ)
おそらく一番有名な保存形式です。
約1670万色で表現でき、「フルカラー」ともいいます。
主に写真や複雑なイラストに利用されますが、背景を透過することはできません。
.PNG(ピング)
フルカラー、もしくは256色の二種類があります。
JPEGとは逆に背景を透過できるので、アイコンやバナーとして利用されます。

.SVG(エスブイジー)
専門的にデジタルイラストを扱う方以外は縁がないかもしれません。
上記のJPEGやPNGが色の点が集まって構成された「ビットマップ画像」と呼ばれるのに対し、SVGは「ベクター画像」と呼ばれる「点と点を計算によってつなぎ合わせて構成された絵」なのです。
「計算によって構成される」とはどういうことなのでしょうか?
画像をどんどん拡大すると、ビットマップ画像は絵がぼやけているように見えますが、
ベクター画像はどんなに拡大しても絶対に輪郭が綺麗なまま表示されます。
そのため、SVGはロゴなどの色数の少ない図形や簡略化されたイラストによく利用されます。
常にきれいに表示されるからといって使いすぎると非常に処理が重くなってしまうので、注意しましょう。

いかがだったでしょうか。
ここで紹介していない形式を含めて、画像の保存形式は非常に多様です。
それぞれメリットデメリットがあるので、容量用法を守ってご利用くださいね。